コタとコタツ

ハリネズミとワンコの兄弟日記

君の寝顔

カメラを向けるとソッポを向いちゃう君だから、寝顔の写真ばかりが増えちゃう。でも君の寝顔をみてると、人間社会で起こるいろんなこと、どうでもいいし、たいしたことないなって思ちゃうから不思議だね。おやすみ顔とおやすみ御手手。いつまでも元気でいてね。

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兄さんのいた場所

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今、僕が寝ているのは、ハリネズミのコタロー兄さんの遊び場だったんだ。寝っ転がってみたら、懐かしいし、寝心地がいいし、気持ちいい。ずっとこうしていたいって思っちゃったな。

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コタロー兄さんと遊んだこと、忘れてないよ。新しい思い出は作れないけれど、たくさん思い出があるね。

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僕もすっかり大きくなっちゃったけど、ここは兄さんとの思い出が詰まった、懐かしくて安心できる場所なんだ。これからもずっとね。

優しい陽射し

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暖かくてのんびりした秋のお日様からの光。この世界に生きられてよかったと思う瞬間のひとつ。些細な日常を幸せだと思えること。いつかなくなってしまうからこそ尊いんだろうな。微睡みながら、そんなことを考える…これもまた幸せな瞬間。こんな瞬間を積み重ねて、僕が創られていくんだね。

環世界

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ボクのいつものお散歩コース。ボクの毎日は至って穏やかだよ。

あんまり遠くを見ないで。目の前の道や草花、自分の周りをグルンと見回して、そこにあるものを感じよう。大したものがない?そうかな?おんなじ道も見方一つで散歩道になったり、帰り道になったり、目的地に向かう道になったり、道ではなく地面になったり、プレイグラウンドになったり、いろいろなんだよね。マンネリ化しちゃうのは周りのせいではなく、自分の心のせいなんじゃないかな。なーんてね。